脳神経細胞を鍛えトラウマ克服!~神経細胞の栄養素BDNFを増やす方法・減らす要因~

BDNFが減少する要因 ~不健全な生活でBDNF Down!~

BDNFも様々な要因で減少することが分かっていますが、基本的にBDNFが増える場合とは逆に、「心身に良くない」ことで引き起されるようです。
中でもストレスによる要因が良く知られており、うつ病者の場合は、HPA軸(視床下部ー脳下垂体ー副腎皮質)の働きの低下により、コルチゾール(ストレスホルモン)が脳内へ浸出し、BDNFを破壊し、神経細胞の減少を引き起すことが報告されています。
また、精神疾患者が晩年かかりやすくなるアルツハイマー型認知者においても脳のBDNFの低下が起こっており、BDNFが多いほど認知機能が高いといった研究も発表されています。
また、加齢とともに減少していくため、認知機能を高めるためにも、特に年齢を重ねるほど注意しなければいけないことがわかります。
認知機能意外にも、BDNF値が低いと、神経細胞が減少していくため、たくさんの脳関連の病気と関係してきます。
不安障害、強迫性障害、拒食症、燃え尽き症候群、双極性障害、統合失調症、自殺未遂傾向などです。
神経症と関わる症状の多くは、BDNFが減少していることと密接な関係があることが確認されています。
BDNFを減少させる要因としては下記のようなものがわかっています。


BDNF神経細胞が減少する要因
1.ストレス
2.不摂生な食事(糖分、炭水化物、飽和脂肪酸の過剰摂取)
3.運動不足
4.日光を浴びない(引きこもりの生活) 
5.タバコ・アルコール
6.加齢

砂糖、炭水化物、飽和脂肪の過剰摂取

砂糖、炭水化物、飽和脂肪酸(肉類、バターのような脂肪を多く含む食べ物)を過剰に摂取すると、海馬におけるBDNFを抑制し、認知機能に障害を誘発する結果が得られています。
しかし、これらの栄養分も生きていく上ではかかせない成分ですので、適度に摂っているなら問題ないでしょう。

タバコ・アルコール

身体に悪いとされる喫煙や、アルコールもBDNFを減少させる要因です。
うつ病など精神疾患になり、アルコール依存、喫煙の生活を行っていると脳の神経細胞の減少を加速させ、将来的には認知症のリスクが高まっていくことになるので注意が必要です。

加齢

年齢とともに1年おきに約1~2%ペースでBDNFが減少することと言われています。
減少は避けられないことですが、なるべく減少ペースを下げないよう健全な生活を心掛けましょう。

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