バイノーラルビート音声① ~自律神経を整え、睡眠改善、集中力を高めるサウンドセラピー~

ストレスケア

はじめに

本ページでは、作業用、リラックス効果を高める様々な周波帯のバイノーラルビート音声を紹介しています。
動画用は、せせらぎの音声を追加しています。
お好みでご利用ください。
※利用時は、ヘッドフォンを利用してご利用すると効果が高まります。
バイノーラルビートについてはこちら↓

バイノーラルビート音声・動画

γ波(ガンマ波):25~70Hz (認知症予防、ワーキングメモリ改善、ADHDに効果的)

ガンマ波は覚醒時に認められる最も速い脳波で、知覚した情報を統合し、認知機能を高めるのに最適な周波数であると考えられています。

前頭葉の働きが鈍っているときに効果的とされ、ADHD、ADDに効果的と言われています。
また、知覚の統合性に関わり、統合失調者ではガンマ波の低下がみられるようです。

海馬ー嗅内皮質間で同期し、ワーキングメモリに重要な役割を果たしているという研究結果もあり、ワーキングメモリ改善、認知症などの予防にも効果が期待できます。

高次精神機能(予知能力、直感)に関与しているともされていますが、メカニズムは明確になっていません。

参考

動物は「高周波ガンマ波」でワーキングメモリを読み出している? – 理研

β波(ベータ波):14~30Hz (脳活動活性化、ワーキングメモリ改善)

覚醒、緊張時に強く認められる脳波です。
起きているときに、何かに集中して取り組むときにむいている脳波で、創造的な作業よりは、単純作業や慣れた仕事をこなすときに聞くと効果的です。

15Hzのバイノーラルビートを聞いて作業を行ったときに、反応の正確性や脳内でのネットワークの繋がりの強さなどが明らかに改善された結果や、18.5Hzの領域のバイノーラルビートを聞いていた場合、脳の活動が21パーセント増加したといった論文も発表されています。

緊張状態や、イライラしているときにもみられるので、そういったときはβ波の使用を避け、α波に切り替えたほうがよいといえます。

α波(アルファ波):8~13Hz (記憶力、集中力向上、リラックス効果)

アルファ波は、8 ~13Hz辺りをさしますが、その中でも特に9Hz~11Hzはミッドα波と呼ばれ、リラックスしながら最高の実力を発揮できる集中状態の脳波として知られています。

α波の状態になると、β-エンドルフィン、セロトニンも分泌され、幸福を感じ、感情的にも安定します。特に、ドーパミン分泌が少ない人に対して、ドーパミン分泌促進効果が認められるようです。

アルファ波は記憶力、集中力の向上 ストレス除去 リラックス効果 受験時等のアガリ性の軽減 スポーツのプレッシャー 赤面、対人恐怖の軽減 寝付きが良くなる等の効果もあります

Θ波(シータ波):4~8Hz (記憶力UP 認知症予防 直感 ワーキングメモリ改善)

シータ波とは脳波が4Hz~8Hzの周波数のことを指し、瞑想、催眠状態のとき海馬周辺より発生し、記憶力と学習に適している脳波の状態です。
そのため、脳がθ波(シータ波)優位の状態にあるとき人間は記憶力・情報の吸収力が高まります。

海馬は、認知症、短期記憶と深い関わりがある部分ですので、認知症予防、ワーキングメモリ向上にも効果的です。

また、ひらめき、直感力が鋭くなるとも言われています。
アインシュタインもこのことを知っていて、頻繁にうたた寝を実践していたようです。

アインシュタインやダリが実践していた「瞬間的な昼寝」でインスピレーションを得るメソッド | ライフハッカー・ジャパン
アインシュタインやダリが実践していた、数秒~1分程度の短い昼寝によってインスピレーションを得る方法をご紹介します。

海馬は、短期記憶を蓄え、長期記憶に変換することや、長期記憶を取り出す機能があると考えられているため、少ない反復回数で、より強固な長期記憶として定着しやすくなります。

2-5.δ波(デルタ波):1~3Hz (ヒーリング 自然治癒力 成長力)

デルタ波は、シータ波よりリラックスした深い眠りのノンレム睡眠で起こっている状態で出てくる最も遅い脳波で、ヒーリング(癒し)と深い関係があります。
デルタ波の状態になると、脳内の深い部分にある「生命中枢」の働きがとても活発になり、自己治癒力も非常に高まります。

成長ホルモンは脳下垂体から睡眠中に分泌されますが、深い睡眠中と同じ脳波にすることでも成長ホルモンは活発に分泌されるという研究結果があります。 (1Hzのデルタ波で最大の分泌量)

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