はじめに
精神状態をイライラさせる大きな原因は主に対人関係と言われています。
対人関係以外にも、外から受ける環境要因による不快な刺激がストレスとなり、精神状態を悪化させる原因ともなります。
コンビニやパソコンもない時代、夜中になると夜更かしする人は少なかったのですが、近年はネットゲーム、SNSの普及などにより夜更かしする人が明らかに増えてきました。
昔はパニック障害になっている人はほとんど見かけることはありませんでしたが、近年は電車や、病院の中で急にパニック発作を起こし、倒れる人をよくみかけます。
パニック障害が増えた要因の一つとしてこうした夜型や仕事環境の変化が一つとして考えられています。
環境は精神状態にとても大きな影響を与えるため、身体の体調を整えるだけでなく、生活環境・生活習慣を見直すことで、精神状態を改善していくことができます。
PC、スマホの画面からくるLED光をシャットアウトしてストレスケア!
現代人にとっては必要不可欠となったPCやモバイル。
仕事環境もPCの登場により大きく変わってきました。
特に、PCからでるモニターの光は交感神経を高めて、肩凝り、眼精疲労、ドライアイ、精神状態をイライラさせる要因の一つにもなります。
日光や白色光といった光のすべては、電磁波(電場と磁場をもった波)の一種ですが、パソコンやモバイルから出る光も同じように電磁波の類になります。
電磁波は異なる波長(あるいは周波数)の波で構成されたもの。
日光やパソコンから出る光と何が異なるのかというと、光のもつ波長の分布(スペクトル)の違いにあります。
スペクトルとは、横軸に波長(周波数)、縦軸に強度として示される分布のことで、光の種類によって分布が異なってきます。
光の色は波長と関係します。
波長が長いほどエネルギーが低い「赤色」の光が、短いほどエネルギーの高い「青色」の光になります。
日光は、プリズムに通すと赤、燈、黄、緑、藍、青、紫の7色の光で構成されていることがわかるように、モニター、常夜灯、白色光といった光も、様々な色の光(つまり異なる波長をもったもの)を含んでいます。
なぜ、モニターからでてくる光は交感神経を高めるのかというと、モニターからでる光は、エネルギーの高い「青色」の波が強く分布しているからです。
パソコンなどのLEDディスプレイから出る光は「ブルーライト」といい、交感神経を高め覚醒状態を高めたり、内分泌系、免疫系にも悪影響を及ぼすとも言われています。
また、「赤色光」は身体を透過し身体を温める作用がありますが、「青色光」は高エネルギーで透過しにくいことから網膜細胞に損傷を与えることも報告されています。
青色傾向のある光を夜中までみると、眠りを促すメラトニンの分泌が促されなくなるため、寝つきが悪い、眠りが浅い、イライラするといった「睡眠の質を低下」させる原因ともなります
対策法1 夜寝る前はスマホ、PCを控える
基本的な対処法としては、夜になるとPCやモバイルのモニターをみることを控える規則正しい生活にすることでしょう。
対策法2 モニター画面からくるブルーライトをシャットアウト
簡単にできる方法として、画面の明るさを減らし目にかかる負荷を軽減する・・といった対処がありますが、最近はブルーライトをシャットアウトするモニターや、ブルーライトカット用メガネも販売されているので、それらを使用するのも一つの手かもしれません。
対策法3 画面の色を夜間モードに設定(Windows10の場合)
Windows10には、ブルーライト低減のため、夜間になると画面が赤くなる「夜間モード」機能が備わっています。
画面が赤くなることで目に優しく、疲労感低減やメラトニンが分泌され眠りに落ちやすくなる効果もあります。
電子機器などから発する電磁波の影響をシャットアウトしてストレスケア!
電気機器からは電磁波が出ることで知られていますが、その影響についてはいまいち明らかになっていません。
電磁波によって、頭痛がしたり、皮膚があれる(電磁波過敏症、アトピー)といった症状が出る人もいるので、人によっては影響を受けやすい人もいるのかと思います。
電磁波研究の第一人者であるロバートベッカー博士は、電磁波の悪影響を主に10個にまとめ下記のように説いています。
10の主な電磁波の有害作用
■成長している細胞への有害作用
■がん細胞を成長させる
■発ガン作用
■胎児に先天性異常を引き起こす可能性が増大する
■神経化学物質を変化させる
■自殺など異常行動やうつ病を発生させる
■生理サイクル&リズムを狂わせる
■ストレス性の病気を発症させる
■免疫力を低下させる
■学習能力が低下する
HSP(Highly Sensitive Person)の人の中には、電磁波を感じて頭痛に悩まされる体質の人もいるようです。
かくいう私も、電源をつけたままのPCや携帯の充電器を枕元において寝ると、翌朝イライラし精神状態が不安定になるので電磁波は人体に影響はあるのではないかな~と思っています。
対策法としては、なるべく家庭内の電化製品の電気を止めたり、遠ざけることが望ましいのかもしれませんが、なかなかそういうわけにはいきません。
そういった場合は、電磁波を吸収してくれるシールやチップなどが販売されているので、頻繁に使用する機器には貼り付けておくといいでしょう。
磁気吸収チップ HSP(ハートス-パーパワー)
部屋の明かりの色を変えてストレスケア!
部屋の明るさでも精神状態をセルフコントロールできます。
集中力を高めたいときは、覚醒作用のある白色光・昼色光(青白い光)、リラックスや眠りやすくしたいときは暖色系(オレンジやピンク系)にすることが理想です。
光の量は、自律神経とホルモンバランスへの影響や頭痛、不眠症、精神の不安定性にも関わってくるので季節、目的別に使い分けるといいでしょう。
カフェインの摂取を控えてストレスケア!
HSP(Highly Densitive Person)の方は、 刺激を受け取る右島皮質が過敏で、カフェイン摂取で精神状態がいらいらしやすいという方も多いようです。
私も高校のときからカフェイン依存となりコーヒーは毎日飲んでいるのですが、うつ病が治ってからというもの、刺激に対して弱くなり、カフェインに対して弱くなりました。
健常児とうつ病になったときで、体質も変化するようです。
カフェインを飲んでいらいらしても、Holistic Healingで精神状態をリセット可能ですが、やはり飲みすぎに注意しています。
飲み物がほしくなったときは、なるべくカフェインレスのものにしたり、カフェインのないものに切り替えていくといいかもしれません。
カフェインを含む飲み物
カフェイン量(150mlあたり) | |
玉露 | 180mg(量は多いがタンニンが抑制) |
コーヒー | 100mg |
栄養ドリンク | 75mg |
抹茶 | 45mg |
ココア | 45mg |
緑茶 | 30mg |
紅茶 | 30mg |
ウーロン茶 | 30mg |
ほうじ茶 | 30mg |
コーラ | 15mg |
カフェインを含まない飲み物
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