フラワーエッセンス ～不思議な魔法の聖水でヒーリング～

フラワーエッセンスとは
レメディーについて
1. 費用は？
2. 効果
レメディーの使い方

フラワーエッセンスとは

フラワーエッセンスとは、簡単にいうと、「花や樹木といった植物のエキスを、新鮮な水や蒸留水に転写して作られたレメディーを利用したヒーリング方法」です。
1930年代、イギリスの精神科医エドワード・バッチ博士が提唱した療法で、別名バッチフラワー（Bach　Flower Remedies)ともいいます。
元は、神智学シュタイナーの「バイオダイナミック農法（オーガニック栽培）」の流れから派生したものです。

レメディーは、それぞれのマイナス感情に適応した植物を、自然の澄んだ水に浮かべて太陽の光で植物のエネルギーを水に転写して作られ、そのエキスをウィスキーなどの飲み物で希釈して使用します。
厳密に言うと、
「いつの季節の朝何時までに」
「どういう天候のとき」
「満月のときとか新月のとき」
など、レメディーの作成方法はかなり細かいようです。
レメディーに使用される植物の種類は38種類あり、それぞれの植物にはなんらかのエネルギーがあり、精神状態に影響を与えると考えられていますが、詳しい根拠はわかっていません。
レメディーは、さらにアルコール（ブランデー）、ジュースなどに入れて服用するため、最終的には高度に希釈されているため、植物エキスの成分はほとんど残っていないことになります。

一般的には、「プラクティショナー」と呼ばれる専門家が精神状態に応じてレメディーを選択し処方します。
あるいは、プラクティショナーを利用せずレメディーを購入し、直観に自分で処方することもできます。

科学的根拠に乏しいにも関わらず、イギリスでは王室でも愛好され、一般市民でも根強い愛好家が多いようです。現在、フラワーエッセンスは世界60ヶ国以上で親しまれているナチュラルなセラピーですが、日本でもうつ病に効果があることから、抗うつ薬の代わりに医療現場でも使用されることがあります。

レメディーについて

費用は？

レメディー（原液）は1本あたり購入は1500円～3000円程度。
プラクティショナーにエッセンスを作成してもらうには5000円程度になります。

効果

レメディーの選択性の難しさと、やや高価というデメリットはありますが、抗うつ薬以上の効果でありながら離脱症状、依存症もなく、抗うつ薬よりも安心に行える自然療法といえます。
ただしレメディーにも当たりと外れがあるため、プラクティショナーに頼むか、何種類か取り寄せて試してみる必要があります。
当たりを引いたときには、突然深い眠気に襲われることがあるため、夜寝る前に使用するといいでしょう。
効果は2週間～1カ月程度続きますが、向精神薬同様、対症療法であるため継続性がなく、効果がなくなると元の状態に戻ってしまいます。

レメディーの使い方

レメディーの使い方は、基本的に原液で使用せず、希釈して使用するか、皮膚に塗って使用する方法があります。

スポイトで舌下に垂らして飲む

スポイトを利用する場合は、ボトルにミネラルウォーターかウィスキーなどとともにレメディーを入れ希釈して使用します。
口をあけて、舌をあげ、歯と舌の間に液をスポイトでぽたぽた数滴落として飲みます。（1日あたり３～４回程度）
ウィスキーなどのアルコールにいれると保存が効きます。（2週間程度）
スポイトが舌にあたり、唾液がついたものを再度レメディーに浸すと、菌が繁殖し味が変化したりカビができることもあるので注意しましょう。