短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸について
中性脂肪やドロドロ血の原因にもなる長鎖脂肪酸に対して、短鎖、中鎖脂肪酸はコレステロールや中性脂肪の燃焼促進や、腸内環境を整えるなどの効果があり、健康面において有効な脂質として利用されています。
短鎖脂肪酸
酪酸 ~大腸の栄養分 腸内環境を整えるベースとなる脂肪酸~
酪酸は、腸内に住んでいる酪酸菌が食物繊維を発酵・分解することでつくりだされる短鎖脂肪酸の一種です。
短鎖脂肪酸には酢酸、プロピオン酸などがありますが、そのほとんどが大腸粘膜から吸収されエネルギーや脂肪の材料となります。
一方酪酸の多くは大腸上皮のエネルギーとなります。
大腸上皮には水分、ミネラル吸収、バリア機能を担う粘液分泌に関わる機能などが備わっていますが、大腸が正常に機能するためには酪酸が重要なエネルギー源となっています。
また、乳酸菌やビフィズス菌が腸内で生きていける腸内環境を整えるベースにもなる働きも担っています。
【効果】
・大腸のエネルギー源になる
・腸内環境を整える。
【多く含まれる食品】
ぬか漬けやチーズなどの発酵食品
おすすめ商品
下痢、便秘気味で腸内環境を整えたい方に。
腸内環境のベースを整える酪酸菌と、善玉菌のビフィズス菌で腸活促進
中鎖脂肪酸(MCTオイル)
MCTオイル ~DBNF生成、ダイエット、ケトン体生成、認知機能向上用~
MCTオイルは、ココナッツ、パーム核から中鎖脂肪酸のC8(カプリル酸)とC10(カプリン酸)を抽出した100%中鎖脂肪酸オイルです。体内に吸収されにくく、中性脂肪になりやすい長鎖脂肪酸と異なり、吸収されて燃焼されやすく、また中性脂肪を燃焼して体内、脳内エネルギーともなるケトン体生成を促すため、ダイエットや認知症予防として期待されています。
【効果】
・大腸のエネルギー源になる
・腸内環境を整える。
【多く含まれる食品】
ココナッツ、パーム核
おすすめ商品
amazonでも人気の高いMCTオイルです。
ココナッツオイル ~美容、ダイエット、美容に~
ココナッツオイルは、生や乾燥させたココナッツを圧搾し液体にした後、液体を分離、ろ過してできた油脂で、中鎖脂肪酸の他、短鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸も多く含みます。
その配合比率は中鎖脂肪酸(約65%)、短鎖脂肪酸(約1%)、長鎖脂肪酸(約34%)で、中性脂肪ともなる長鎖脂肪酸も比較的多く含みます。
また、中鎖脂肪酸もほとんどがC12(ラウリン酸)で、ココナッツオイルから作られるMCTオイルとは成分が全くといっていいほど異なります。
ココナッツオイルの主成分となるラウリン酸は、抗菌作用があり毒性も低いため、石鹸やシャンプーにも利用され、体内では抗酸化作用や抗菌作用として働くため、アンチエイジング、免疫力を高める効果があります。
また、脂肪を燃焼しケトン体を生成する中鎖脂肪酸が比較的多く含まれていることから、ダイエット食品としても利用されています。
ココナッツオイルには、加熱・脱臭など精製されている「ココナッツオイル」と精製されていない「ヴァージンココナッツオイル」があります。
それぞれ中鎖脂肪酸の量には大きく差はありませんが、精製されているものには、加熱処理によって栄養素が壊されたり、添加物や肥満・心臓病などに関連しているトランス脂肪酸が含まれているものもあります。そのため、健康目的のためなら「ヴァージンココナッツオイル」を選びましょう。
ただし、食べ過ぎると便がゆるくなったり、逆に太ることもあるようなので適度に摂取することが大切です。
【効果】
・抗酸化作用(美容、アンチエイジング)
・免疫力を高める
・ダイエット
【多く含まれる食品】
ココナッツ、パーム核
おすすめ商品
- 有機栽培されたココナッツを精製せずに製造された「ヴァージンココナッツオイル」です。
トランス脂肪酸、コレステロールも含まれておりません。 - コーヒーや紅茶に混ぜたり、ドレッシング、炒め物やトーストのバター代わりに、天然素材なのでボディマッサージ、ヘアケア、メイク落としにもご使用いただける万能オイルです。
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