集中力を高め睡眠改善に効果的!1/fゆらぎとカラードノイズ音声でストレスケア

ストレスケア

カラードノイズとは ~聴くと精神が落ち着くノイズ音~

カラードノイズは、日本語では「有色雑音」と呼ばれ、バイノーラルビートと同じく睡眠やリラクゼーション効果で注目を浴びている音声の一つです。
本来音には色がないのですが、「有色」とついているのは、音の周波数帯(スペクトル)を光の周波数帯に対応させていることからきているようです。(色は光の周波数(波長)によって決まります。)

可視光線をプリズムに通すと、赤、燈、黄色、緑、青、紫といった順番に分光します。
各光の色はそれぞれ固有の周波数(波長)をもっているので、光の周波数(波長)から光の色を特定することができます。
カラードノイズも、その周波数を光のスペクトルに対応させて、色づけしているといった感じになります。

スペクトル


カラードノイズも、光の色に対応させ、
 ホワイトノイズ
 パープルノイズ
 ブルーノイズ
 ブラウンノイズ(レッドノイズ)
 ピンクノイズ
といった種類に分類されています。

ノイズとは、雑音ですが、カラードノイズの音は、深夜放送のテレビが終了した後の、
「ザ―――」
と流れるような音になります。
この「ザ――――」
と聞こえる音にも、異なったタイプが存在し、それぞれ違った心理的効果が得られるという研究結果があがっています。
光では、赤系統の光はリラクゼーション効果、青系統はブルーライトのように覚醒作用があるように、ノイズにも似たような効果があるようです。

1/fゆらぎ ~α波を誘導する人気のピンクノイズ~

カラードノイズの特性の分類は、パワースペクトル密度Pの傾きから分類されます。
パワースペクトル密度Pは
P=Ⅰ/fλ
で表されます。

λの数値によって、Pの分布の傾きが決まり、ノイズのカラーが決定されます。
λ=2のとき、 ブラウンノイズ
λ=1のとき   ピンクノイズ(1/fゆらぎ)
λ=-1のとき ブルーノイズ
λ=-2のとき パープルノイズ
このノイズのスペクトルを、光のスペクトルに対応させたのが下記の図になります。
簡単に音声でいうと、λが1,2のときは、「ザーーー」、λ=-1、-2のときは「シャーー」といった感じです。

λは指数で、特に「λ=1のときを1/fゆらぎといいます。
Pは反比例のグラフとなりますが、両軸を対数グラフにすると、傾きがー1(角度45度)になります。
感覚的に1/fゆらぎとは、ざっくり
「低周波域に分布させた音声」
になります。
「1/fゆらぎ」は、武者利光(東京理科大学教授、 東京工業大学名誉教授)という方が名付け親のようで、自然界の1/fゆらぎ音を聴くと脳内がα波の状態になり、リラックスできるのだといいます。

1/fゆらぎに対応するカラードノイズを「ピンクノイズ」といい、最もリラックスできるノイズとして人気があります。
照明灯で最も眠りやすい色の光が暖色系(オレンジ、ピンク系)であることが知られていますが、ノイズにおいてもピンクノイズがそれに対応していることがわかります。

カラードノイズ音声はこちら↓

1/fゆらぎはどういったものに含まれているのか?

今では、ヒーリングミュジーックにも使われ、名曲と言われるものや、さらには、結晶の格子振動、地球の自転、自然現象、生物など多岐に及んで、1/fゆらぎを含んでいると言われています。

具体例でいうと、ろうそくの炎の揺れ、人の心拍の間隔、電車の揺れ、小川のせせらぎ、目の動き方、木漏れ日、蛍の光り方、星の輝き、ミジンコの動き、蝶々の揺れといったものです。

だいたい、人が心地よく感じる適度な揺れ(振動)が1/fゆらぎといった感じでとらえるといいのではないでしょうか。

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