脳神経細胞の栄養素BDNFを増やす ~お茶成分カテキン/テアニンを効率よく摂取~

BDNF

緑茶でカフェインの摂り過ぎは気にしなくていい?

緑茶にはカフェインが含まれています。
そのため、カフェインに過敏なHSP(感受性の強い人)の方などは気になるかと思います。
お茶に含まれるカフェインの量は、玉露が多い以外は、ほぼコーヒーの1/3程度です。

  カフェイン含有量(mg/100g)
玉露 160
煎茶、ほうじ茶 20
紅茶 30
ウーロン茶 20
コーヒー 60

欧州食品安全機関(EFSA)が定めた1日の上限値400mg/日、妊婦の場合は200mg/日と定められています。
これを参考にすると

1日に飲めるお茶の許容量
一般の人 25杯まで (玉露は2杯)
妊婦さん 12杯まで  (玉露は1杯)

となります。
そのため、玉露以外はそれほど気をつけることはないでしょう。

BDNFを増やしたい場合は?

テアニン、カテキンともにBDNFを増やし、神経細胞を増やす効果があることが報告されています。
どちらが効果が高いのかは分かりませんが、テアニンのほうが血液脳関門を通し直接脳内にはいりますが、カテキンはごくわずかしか脳に入れない違いがあるのでテアニンのほうが効果が高いのかと推測されます。
テアニンではラット実験でBDNFの増加が確認されており、人対象実験においてもうつ病症状など神経症関係の改善がみられたことが報告されています。
以上を踏まえると、神経症タイプの人はテアニンの多い「氷水入れ緑茶」が効果的なのかもしれません。

大うつ病性障害患者20名で、先行する薬物治療に加えてテアニン(250mg/日)を8週間投与しました。投与前、投与後4週後および8週後にうつ病症状、不安症状、睡眠障害、認知機能について評価しました。その結果、テアニン投与後にうつ病症状、不安症状、睡眠障害、認知機能のいずれも改善がみられ、その多くは4週間以内に効果が現れていました。

参考:テアニンの機能性~特に向精神作用について~ ;太陽化学
https://www.taiyokagaku.com/lab/column/07/

http://www.nips.ac.jp/srpbs/media/press/110825_ncnp_kunugi2.pdf

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