はじめに
HSP(ハイリーセンシティブパーソン)の方はストレスを蓄積しやすく、そのため過食でストレスを発散させてしまう方も多くみられます。
また、うつ病になると、家でゴロゴロして中性脂肪も年令とともに蓄積され体脂肪率も高くなり肥満の原因にもなりやすくなります。
そのため、健康維持をしていくためにも中性脂肪を減らしていかなければならない方も多くいると思います。
栄養面の観点から脂肪を効率よく減らしていく上では、下記のような取り組みが必要になってきます。
1.糖の吸収を抑える
2.腸内環境を整える
3.中性脂肪を燃焼させていく
今記事では
「3.中性脂肪を燃焼させていく」
ことに効率的な栄養素の紹介とサプリメントの紹介をしています。
しかし、サプリメントは、摂取するだけでは効果はなく、摂取後に「運動する」ことが必要なので運動する習慣をみにつけていきましょう。
脂肪燃焼の基本栄養成分
ビタミンB群
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンなどのビタミンB群は、脂肪の代謝のほか、糖質、たんぱく質の代謝に欠かすことのできないベースとなる栄養素です。
ビタミンB群が足りないことで、脂肪、糖質、たんぱく質の代謝が進まず、体内に蓄積されてしまいます。
L-カルニチン ~脂肪をミトコンドリアまで運ぶ~
カルニチンは、体内で必須アミノ酸のリジンとメチオニンが肝臓や腎臓において合成されるアミノ酸の一種です。
脂肪は細胞内のミトコンドリアに到達することでエネルギーに変換されます。
脂肪単体ではミトコンドリアに到達できません。
脂肪がミトコンドリアまで運んでくれる役割を果たすのがカルニチンです。
そのため脂肪燃焼には必須の栄養分にとなります。
脂肪を燃やす以外にも、筋肉痛の軽減や疲労軽減によるスタミナアップも期待できます。
ただし、カルニチンが働くには運動が必要になります。
【カルニチンを多く含む食品】
羊肉、牛肉などの動物性食品の筋肉や内臓 他
コエンザイムQ10 ~ミトコンドリアで脂肪を燃焼~
人の細胞内にあるミトコンドリア内に最も多く存在し、電子伝達系における補酵素として体内のエネルギー単位であるATPの産生に関与しています。
また、脂質代謝を促進するので、体重減少にも効果が期待されています。
【コエンザイムQ10(ビタミンQ) を多く含む食品】
イワシ、サバ、牛肉、豚肉、落花生 他
α―リポ酸 ~ミトコンドリアで脂肪を燃焼~
αリポ酸はコエンザイムQ10と同様、ミトコンドリア内に取り込まれた脂肪を燃えやすい形に変換してくれます。
また、コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオンなどと同様に抗酸化作用を有しており、その抗酸化力はビタミンCやビタミンEの400倍とも言われています。 α-リポ酸は、レバー、ほうれん草、にんじん、トマト、ブロッコリーなどの食品に含まれていたり、人間の体内でも生成されていますが、その量はいずれも極微量です。
【αーリポ酸 を多く含む食品】
レバー、ほうれん草、にんじん、トマト、ブロッコリーなど
脂肪燃焼のパワーアップ成分
カプサイシン ~とうがらしに多く含まれる交感神経を刺激し脂肪燃焼~
カプサイシンはとうがらしやししとうの辛味成分で、胃腸内の殺菌作用があります。唐辛子一本に対して約0.3mg程度のカプサイシンが含まれているそうです。
食べると交感神経を刺激し、グリコーゲンや体脂肪の分解を促進し体温を高める作用があります。
そのため、血行がよくなり、肩こりの解消、高血圧、動脈硬化予防にもなります。
また、カロリーが消費され脂肪分解も促進されるのでダイエットにも効果的です。
【カプサイシンを多く含む食品】
唐辛子(とうがらし)、ししとう
おすすめサプリ
カルニチン、コエンザイムQ10、リポ酸といった基礎燃焼成分の他に、MCT,カプサイシンなども入ったサプリメントです。
カプシエイト ~ピーマンに多く含まれるカプサイシンの優しいバージョン~
カプシエイトとは、トウガラシの辛味成分で、辛くない新種のトウガラシ「CH-19甘(アマ)」やピーマンに多く含まれています。
カプシエイトの特長は、辛さがカプサイシンの約1/1000で、カラダにやさしく、無理なく続けることができ、継続的に摂取することで、代謝量(消費エネルギー)を増やすことができることです。
カプサイシンは血中に入って身体中に運ばれノルアドレナリンを放出し血圧、心拍数を高める作用があるのに対し、カプシエイトは血液に入らずに交感神経を刺激し代謝をあげるため血圧や心拍数をあげることはありません。
そのため高血圧の人でも安心して摂取できる他、たくさん食べても胃腸を傷めることもない優しい栄養素です。
ピーマンはカプシエイトを摂取できる数少ない食べ物です。ピーマンにはレモンの2倍のビタミンCが含まれていたり、ピラジンという血行促進を促す物質が含まれています。
【カプシエイトを多く含む食品】
CH-19甘(アマ)、ピーマン
アリシン ~ねぎ類に多く含まれる脂肪分解成分~
アリシンはにんにく、たまねぎに多く含まれる含硫化合物群です。血液さらさら効果として知られていますが、脂肪分解と熱発生、さらには肝臓の脂質合成、輸送を抑制する効果もあります。にんにくを食べるとスタミナがつくというのも、脂肪を分解して素早くエネルギーに変えることができるようになるからです。
【アリシンを多く含む食品】
にんにく、長ねぎ、たまねぎ、あさつき、エシャロット、にら、らっきょう
ショウガオール ~生姜に含まれる脂肪分解成分~
生姜に多く含まれる主成分で、ジンゲロールとともに辛味のもとになります。80℃以上に加熱すると、ジンゲロールがショウガオールに変化するため含有量もUPし、脂肪燃焼、体温上昇効果が高まります。そのため、ダイエットや身体を温める時が目的のときは生姜を炒めたり、レンジでチンするといいでしょう。
【ショウガオールを多く含む食品】
生姜
おすすめ商品
カルニチン、コエンザイムQ10、リポ酸といった基礎燃焼成分の他に、生姜、トウガラシ、高麗人参なども入ったサプリメントです。
シンナムアルデヒド ~シナモンの香り成分~
シンナムアルデヒドはシナモンから得られる芳香族アルデヒドの一つで、シナモンの香り成分です。
マウスやヒトの脂肪細胞にシナモンを投与したところ、脂肪分解が活発になったことが明らかになり、ダイエット効果として期待されています。
【シンナムアルデヒドを多く含む食品】
シナモン
おすすめ商品
スリランカ産、JAS認定品の安全な有機、無農薬シナモンスティックです。
運動前にコーヒーといっしょに摂ると脂肪燃焼UP!
茶カテキン、カフェイン ~緑茶に多く含まれる脂肪分解成分~
カテキンは番茶、ほうじ茶、緑茶などの日本茶全般に含まれますが、中でも緑茶に多くふくまれる成分です。脂肪の中でも、内臓脂肪に強く働きかけるという性質を持っています。
お茶には覚醒作用のあるカフェインも含まれていますが、カフェインを摂取すると基礎代謝率が3~11%上がり、摂取する量が多いほど、その效果も上がることが分かっています。
カテキン、カフェイン共に、高温のお湯で抽出するほど成分が多くでてくるので80~100℃のお湯で朝の目覚めとして飲むといいでしょう。
【カテキン(タンニン)を多く含む食品】
緑茶、煎茶、番茶、ほうじ茶
おすすめサプリ
カルニチン、コエンザイムQ10、リポ酸といった基礎燃焼成分に茶カテキンが入ったサプリメント。
ココア(カカオポリフェノール)
ココアやチョコレートの原料となるカカオ豆に含まれるのがカカオマスポリフェノール。強い抗酸化作用が
あることで知られていますが、内臓脂肪を落とす作用もあります。カカオ成分を70%以上含む「高カカオチョコ」やココアはダイエット食品としても有効です。
【カカオマスポリフェノールを多く含む食品】
チョコレート、ココア
おすすめ商品
99%カカオの苦いのにおいしいというタブレットタイプのチョコレート。
マインドフル瞑想、運動前に。
フコキサンチン ~海藻類に含まれる成分~
フコキサンチンは、海藻類に含まれる栄養素です。
海藻類はカロリーが低く、アルギン酸、フコイダンといった食物繊維も含まれているので、ダイエットに向いた食材といえます。
【フコキサンチンを多く含む食品】
もずく、昆布、わかめ、ひじきなど。
中鎖脂肪酸・MCTオイル ~中性脂肪を分解する~
中性脂肪を分解することで注目されているのがココナッツに豊富に含まれている中鎖脂肪酸。
なかでも、ココナッツから中鎖脂肪酸のみを抽出したオイルをMCTオイルといいます。
ヴァージニアココナッツオイルはココナッツオイルを加熱・脱臭など精製することなく製造されたオイルで、中鎖脂肪酸以外にも、他の栄養素が含まれています。
MCTオイルは、ドレッシングのように使用し、ヴァージニアココナッツオイルはジャムのようにパンにつけて食べるます。
MCTオイル、「ヴァージニアココナッツオイル」ともに、ダイエット食品として利用されています。
脂肪肝予防、改善に効果的な成分
イノシトール ~脂肪肝予防、改善~
イノシトールは人体のあらゆる細胞に含まれ、特に神経細胞膜に多く含まれ、脳細胞に栄養を補給したり、神経機能を正常に保つうえで重要な役割を果たしています。
また、脂質の代謝を高めて脂肪肝を防ぐ作用があるため「抗脂肪肝ビタミン」とも言われ、脂肪肝や肝硬変の治療薬としても取り入れられています。
【イノシトール を多く含む食品】
オレンジ、すいか、メロン、ささげ、グリンピース 他
おすすめサプリ
イノシトールとコリンの組み合わせで効果が高まるようです。
脂肪燃焼に効果があるという声も。脂肪肝改善向けに。
アスタキサンチン ~Nash、脂肪肝予防、改善~
サケやイクラ、エビなど赤色をしている魚介類に多く含まれる赤色色素成分。
β-カロテン、ビタミンEの100~1000倍近くの抗酸化作用があることで知られていますが、脂質代謝もアップし体脂肪燃焼効率を高める作用も報告されています。
非アルコール性肝硬変(Nash)にも効果が期待されています。
【アスタキサンチンを多く含む食品】
エビ、カニ(甲殻類)、サケ、マス、イクラ、タイ
おすすめサプリ
値段は高めですがカルニチン、コエンザイムQ10、リポ酸といった基礎燃焼成分の他に、マルチビタミン、ミネラル、アスタキサンチン、中鎖脂肪酸といった申し分のない配合サプリです。
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