HSPのかかえやすい摂食障害とは
摂食障害は、摂食行動に関する障害を呈する精神疾患の一種です。
感受性の強い多感なHSP(ハイリーセンシティブパーソン)の方や、外見を気にする女性の方に特に多い障害です。
過食症と拒食症がありますが、当記事は過食症に効果的な食品、サプリメントなどを紹介する内容です。
食欲を抑える栄養素・サプリメント
食欲抑制剤としては医薬品の商品名「サノレックス」が知られています。
サノレックスの有効成分マジンドールが、食欲の調節機能を果たしている食欲中枢に作用して、食欲を抑制する働きをしています。
厚生労働省から認可されている薬ですが、薬局では購入できず、病院での診断後、医師に処方箋を出してもらって購入するのが一般的です。
しかし、マジンドールの薬理学的作用機序は覚せい剤、抗うつ薬など「アンフェタミン類」と類似したトランスポーター再取り込み阻害薬で、向精神薬と似たような作用があります。
そのため、服用後は、のどの渇き、嘔吐、下痢、めまい、頭痛といった副作用がでるという例があるようです。
長期服用は危険性を伴う可能性もあるので、長期的に服用するものではありません。
(睡眠薬同様3か月までが限度です)
マジンドールを含むサプリメントもいくつか販売されていますが、それ以外の漢方など副作用のないものを以下では紹介しています。
食欲を抑えるには
過食、食欲を抑えるには下記の方法が考えられます。
①糖質の急上昇を抑え、食欲を引き起すインスリンの過剰分泌を抑制する。
⇒糖質制限、低GI食、スローカロリー
②食欲ホルモン「グレリン」を抑える
③自律神経を整える。(Holistic Healing、呼吸法)
④有酸素運動
。
摂食障害の方で最も重要な取り組みが③です。
摂食障害の方は、食事のコントロールで過食は抑えることかある程度可能ですが、食事療法はトラウマをケアするものではなく対症療法であるためずっと継続していく必要があります。
トラウマをケアし自律神経を整えていくことが摂食障害の根本治療に繋がっていきます。
ストレスと摂食中枢に関わる視床下部をヒーリングできる「Holistic Healing」を利用すると、あっというまに精神状態も安定し過食も抑えられるようになります。(5回程度の実践で見違えるように変われます。)
2年間カウンセリングで不安障害、摂食障害が良くならなかった方でも、
Holistic Healing3回だけで劇的に改善!さらに、瞑想、マインドフルネス、
有酸素運動、アファメーションなど取り入れていくと潜在意識が高まり脳内
が覚醒していくのが実感できます。
ただ、炭水化物(糖質)は、過食を誘発する要因となるため、食欲を抑制していくためには、さらに、食事のコントロールや、有酸素運動を取り入れて実践していくことで食欲を抑えることができメンタル面から改善されていきます。
以下では①と②について役立つサプリメントの紹介をしています
糖質を抑える ~インスリンの過剰分泌による低血糖を抑制する~
食欲を引き起す一つの要因は、炭水化物(糖質)吸収によるインスリンの過剰分泌によるものです。
糖質吸収を抑え、インスリンの分泌をなるべく抑える食べ方が過食を抑制します。
そのためには、スローカロリーなど利用する方法もありますが、サプリメントを利用するのもいいかもしれません。
・桑の葉・・・高い血糖値スパイク抑性、不足しがちな鉄、亜鉛も摂れる。
・サラシア・・・桑の葉より血糖値スパイク抑性低いものの、高い整腸作用、貧血予防などの効用あり。
・ギムネマ・・・血糖値スパイク抑性。肥満、糖尿病防止に。
・マロンポリフェノール・・・血糖値スパイク抑性。
・イヌリン・・・水溶性食物繊維。血糖値スパイク抑性以外に脂肪を減らす作用、整腸作用など。
食欲ホルモン「グレリン」を抑える食品・サプリメント
胃から分泌される食欲ホルモン「グレリン」は空腹時に分泌され、グレリンが視床下部の空腹中枢を刺激することで空腹を感じると言われています。
グレリンの分泌を抑える方法の1つは、脂肪細胞からでる「レプチン」が適切に分泌されることです。 この2つの食欲を司るホルモンは、レプチンが分泌されるとグレリンが抑えられ、レプチンが減少するとグレリンが働いて、食欲が増すという相関関係にあります。
シリコンバレー式バターコーヒー
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事で注目を浴びた「バターコーヒー」は、グレリンとレプチンの相互作用を考慮して考案された完全無欠コーヒーです。
完全無欠コーヒーは、ドリップしたコーヒーに「MCTオイル」と「グラスフェッドバターあるいはギーオイル」を入れてミキサーで混ぜ合わせてできます。
朝食代わりに飲むことで食欲が抑えられ、頭も冴えわたりすっきりとスタートがきれ、ダイエット効果も期待できると紹介されています。
おすすめ商品
MCTオイルとグラフェッドッドバター(ギーオイル)が必要ですが、本品はミックスされた商品です。
まずはバターコーヒーを試してみたい初心者の方や、手間をかけたくないという方におすすめです。
※Ghee(ギー)とは牧草で育った牛から取れるグラスフェッドバターをさらに煮詰めて精製し、タンパク質・水分・不純物を取り除いた「溶かしバター」のことです。
amazonで高い評価の詰め合わせのドリップコーヒです。
バター入れるだけでは、良く混ざらないことがあるので、そんなときはブレンダーが役にたちます。
本商品はコップもついたブレンダ―です。
その他の食欲を抑えるサプリメント
クルクミン、ウコン
ウコンの黄色い色素成分「クルクミン」には、内臓より脳に至る. 感覚神経系に影響を与え、結果として摂食抑制効果を発揮する効果があるという報告もあります。
クルクミンは、カレー粉、ターメリックの主成分です。
クルクミンは、抗酸化作用の強いポリフェノールで、アンチエイジングや肝臓の機能を高めてくれる作用もあります。
http://yamazakispice-promotionfdn.jp/summary/summary142.pdf
ただし、ウコンには鉄分を含み、多用に服用すると肝臓に鉄が蓄積されて肝障害を引き起す症例もあるので注意が必要です。
クルクミンには鉄分が含まれませんが、吸収性が低いため、黒こしょうに含まれる成分「ピペリン」を一緒に摂ると吸収性が高まります。
(ドライカレー、カレーなどに黒こしょうをかけると効果的です)
ゴールデンラテはターメリックを利用したラテです。
おすすめサプリメント
肝機能改善によいとされるウコンやしじみは鉄分が多く、それが原因で肝障害を起こす方が多いようです。
本製品は、鉄分の多いウコンではなく、クルクミンを。鉄分の多いしじみではなく、オルニチンを使用し鉄分過剰摂取に考慮した商品です。
レビュー評価の高いウコン粒。
調子がよくなった、過食が治まった、生理痛がなくなったという声も。
過食を抑えたい、鉄分も補給したいという女性の方向けに。
防風通聖散(ボウフウツウショウサン)・・・漢方薬
防風通聖散は、金時代の「宣明論」という古典書で紹介されている漢方薬で、その名前は、主薬の“防風”と、聖人を意味する“通聖”にちなんでいます。体の熱をさまし、病因を発散させるような働きがあります。また、体の水分循環を改善し、便通をつける作用もあります。
「防風通聖散」は食欲増進ホルモンであるグレリンを抑制し、食事量を減少させる効果があることを横浜市立大学医学部の研究グループが証明した科学的メカニズムが解明された数少ない漢方薬の一つです。
薬局ではナイシトールやコッコアポEXなどの名で販売されていたりします。
おすすめ商品
1日服用量当たり5000mgの防風通聖散料エキスが配合されているベストセラー製品です。飲みやすい錠剤タイプですが、1回当たりの服用量は5錠と普通の薬と比較して多めになっています。
漢方薬大手ツムラから販売されている顆粒タイプの防風通聖散です。
漢方薬は熱いお湯に溶かして飲むと体内への吸収が高まると言われているので、このような飲み方をしたい方は顆粒タイプがおすすめです。
ナイシトールZ錠とよく似た錠剤タイプの薬です。1日服用量に含まれる防風通聖散料は3420mgとナイシトールに比較するとやや少なめです。 お腹が緩くなりがちな方やマイルドな効果を求める方にはお勧めの商品です。
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