低炭水化物ダイエット(ローカーボーダイエット)

腸活
Woman on a diet

はじめに  ~HSP/トラウマケアのためのダイエット~

うつ病になると外に出かけるのがおっくうになり、家に閉じこもりがちに。
その結果、運動不足、昼夜逆転、不規則な食事などに陥り、その生活が長く続くとしだいに中性脂肪が蓄積され肥満や生活習慣病を引き起こすリスクも高まってきます。

せっかく、うつ病から立ち直っても、肉体改造が必要な方も多いのではないでしょうか?


「いざダイエット!」

といって、むやみに運動したり、肉食を減らしたり、食事を減らすだけでは実はなかなか痩せられないものです。
食事制限によるダイエット方法として有効とされるのが

1「低炭水化物ダイエット、ローカーボーダイエット」 
2.「低インシュリンダイエット

3. 「スローカロリー

といった方法があります。

脂肪になるのは炭水化物(糖質)がなりやすい

一般的なイメージとして、肥満の原因は肉類などの脂肪の摂りすぎによるものと考えられてきました。
しかし、脂肪(脂質)にも、飽和脂肪酸(短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸)、不飽和脂肪酸(ω9系、ω6系、ω3系)など様々な種類があり、実際中性脂肪となるのは動物性油脂に多い長鎖脂肪酸のみです。
さらに、長鎖脂肪酸は体内に吸収されにくく、血液の中を循環したり便の中に排出されやすい性質があります。
近年になって、脂質よりも「炭水化物(糖質」が中性脂肪や肥満の原因になりやすいということが分かってきました。
炭水化物(糖質)は、米、食パン、麺類(ラーメン、うどん)、菓子類などの小麦製品、糖類が多く、日本人の主食ともなるような食品です。
そのため、
「肉類、脂ものは食べないようにしているのに痩せない!」
という方は、これらの炭水化物(糖質)を摂取することを減らしていくといいでしょう。
この炭水化物(糖質)の摂取を制限していくダイエット法が「低炭水化物(ローカーボー)ダイエット」です。

なぜ、炭水化物(糖質)が中性脂肪になるの?

三大栄養素のタンパク質、脂質は身体の筋肉、骨、皮膚などを形成づくる栄養素となるのに対し、炭水化物は体内でぶどう糖となり身体を動かすエネルギーとして働きます。
そのプロセスについて説明します。

食物に含まれるでんぷんのような炭水化物は、ブドウ糖を主体とする分子が繋がった構造をしており、体内に入ると分解されてぶどう糖として血液として全身に送られます。
血液中のブドウ糖が増えることで、血糖値が上昇しますが、インスリン分泌によって上昇した血糖値が過剰にならないようにコントロールされていきます。
ブドウ糖は全身の細胞にある細胞内に入り、ミトコンドリア内で身体を動かしたり体温をあげるのに必要なエネルギー(ATP:アデノシン三リン酸)に変換されます。
過剰に摂りすぎ余ったブドウ糖は、グリコーゲンという形で肝臓や筋肉に蓄積されます。
体内で貯蔵されるグリコーゲン量が許容量を超えると、今度は脂肪細胞内に蓄積され皮下脂肪や内臓脂肪となって蓄積されていき肥満へと進んでいきます。

炭水化物(糖質)を減らすと

以上より、炭水化物(糖質)を過剰に摂取することが、中性脂肪の増加要因となることに繋がることが理解できるかと思います。
逆に炭水化物(糖質)を抑えるとどうなるでしょうか?
まず、体内の血糖値上昇が抑えられ、インシュリン分泌量が減少します。
一方、体内に蓄積された脂肪燃焼を促す物質が分泌されていくので、効率よく脂肪が燃焼されていくようになります。
また、過剰にぶどう糖が作られないことで、すべてのぶどう糖はエネルギーとして消費されるので中性脂肪が生成されることもありません。
つまり、摂取する炭水化物(糖質)を抑えるだけで、中性脂肪生成を抑制すると同時に脂肪燃焼を効率よく行えることができるため、肥満防止やダイエットに繋げることができるのです。

低炭水化物(ローカーボー)ダイエットのやりかた

低炭素化物(ローカーボー)ダイエットは、1972年にアメリカのロバート・アトキンス医師によって提唱されたダイエット方法です。
本来の理論は炭水化物の量を極限まで減らすというものでしたが、脳への影響や炭水化物を主食とする食生活を考慮され変更されています。

ダイエットというと、食事量を減らすことがストレスになりなりますが、低炭水化物(ローカーボー)ダイエットは炭水化物(糖質)を制限するだけで、食事量は減らすことなく食べることができるためストレスをあまり蓄積することなく行うことができます。

やり方は簡単で、1日の炭水化物(糖質)の摂取量を70~130gに抑えるというものです。
日本人の炭水化物(糖質)の1日摂取量が300g程度なので、ご飯の量などを1/3程度まで減らす感じになります。

例)
朝食(30g)+昼食(30g)+夜食(30g)+間食(10g)
糖質のみの制限を気にすればよく、肉や野菜もどんどん食べてよいので手軽に取り組むことができます。

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