ストレスと視力低下の関係
目は人の体の中で最も精緻な感覚器の一つです。目は自律神経中枢とも深くかかわっており心理的影響で視力に関わる様々な症状を引き起すこともあり、これを「心因性視覚障害」とも呼ばれます。
例えば、ドライアイ、視力の低下、視野の狭窄(きょうさく)、目の痛み、まぶしさなどのほか、かすむ、ぼやける、ちかちかする、まぶたがぴくぴくするなど違和感の訴えをひきおこします。
ストレスや、薬の服用は多くの栄養素を消費するため、結果、目にも栄養が行き届きにくくなり視力がかなり落ちる方もおられます。とくに抗不安薬、睡眠薬の長期服用でドライアイや視力が落ちるといった方もよくみられます。
薬を止めることで次第に視力が回復されるようですが、目は大切にケアしておきたいものです。
ビタミン類(VA、VC、VE、VB1,VB2)
ビタミンA ~ロドプシン合成に不可欠~
ビタミンAの主要成分であるレチノールは、目の粘膜を健康に保ち、網膜にある色素のロドプシン合成に不可欠な成分です。不足すると薄暗いところで物が見えにくくなる夜盲症(鳥目)になる可能性があります。
多く含まれる食品
緑黄色野菜、動物性ではうなぎ、レバーなど
ビタミンC ~疲れ目、目の充血を防ぐ~
肌質に関わるコラーゲンを作るのに必須のビタミンCは、皮膚や粘膜の健康を維持し美容にも大切な成分ですが、疲れ目や目の充血を防ぐ効果があると言われています。
多く含まれる食品
果物、緑黄色野菜など
ビタミンE ~酸化を防ぎ老眼予防~
体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあり、
老眼をはじめ、体の老化するスピードを緩やかにする効果があるため「若返りのビタミン」とも言われています。
多く含まれる食品
緑茶、アーモンド、コーン油、胚芽など
ビタミンB1、ビタミンB2
・ビタミンB1
ぶどう糖をエネルギーに変換するのを助け、疲労回復に重要な働きをするビタミンです。また、神経や筋肉の組織に作用し、疲れ目などを改善する働きがあります。
多く含まれる食品
豚肉、うなぎ、豆類など
・ビタミンB2
三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質)を分解してエネルギーに変える補酵素の役割があります。
ビタミンB2が欠乏すると、口の中、唇、舌、目などの粘膜部分に症状が現れてきます。
目が疲れてゴロゴロするというのもビタミンB2が欠如して起こる症状です。
多く含まれる食品
うなぎ、レバー、アーモンド、卵など
ファイトケミカルーポリフェノール群
アントシアニン
アントシアニンは、ブルーベリー、ぶどうなどに含まれる青紫色の色素成分です。目の網膜にあるロドプシンの再合成を活性化させ、疲れ目予防や視力を回復させる効果があることでも有名です。
また、カルテノイドのルテインと一緒に摂ることで相乗効果が得ることができます。
ファイトケミカルーカロテノイド群
リコピン
リコピンは、トマトに多く含まれる赤色色素成分です。
活性酸素が原因となる目の障害に有効で、視覚機能の維持に重要な役割を果たしているようです。
トマトは生でそのまま食べるよりも、油といっしょに炒めたり、煮込み料理などにすると吸収率が高まります。
ルテイン
ルテインは、緑色の野菜に多く含まれ、光合成をおこなう黄色の色素です。目の網膜の黄斑部に特に多く存在し、体内では合成されません。黄斑は、眼球内の網膜中央部にあり、物体の形などを認識するなどの視力をつかさどりますが、黄斑は紫外線や老化による影響を網膜が受けると黄斑変性を起こし、視力を失うことがあります。ルテインは、これを予防する効果があるといわれています。
ゼアキサンチン
ゼアキサンチンは、とうもろこしなどの植物や、卵黄、レバーといった動物性食品にも含まれる黄色、燈色の色素成分です。
ルテインと類似した働きがあり、目の黄斑に存在し、黄斑の正常化や白内障予防にもなります。
ルテインとゼアキサンチンの含有比率が5対1の時、ルテインの吸収率が最も良いと言われています。
アスタキサンチン
アスタキサンチン蟹やエビの殻に多く含まれる赤い色素成分で、ビタミンEの100~1000倍の強い抗酸化力を持ち、疲れ目や目の使用による肩、腰の負担を軽減する働きがあります。
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