トラウマケアのための能力UP~学習能力を向上させる栄養素・サプリメント~

食品・サプリメント
Business, work, success, thought, problem, business, freelance concept. Young happy businessman boy freelancer working on laptop having idea. Creativity and goal achievement intelligence knowledge.

学習機能に関わる神経伝達物質

脳の働き、学習能力は神経伝達物質と深い関わりがあります。
うつ病などにかかると、頭がぼんやりとして頭の回転が落ちたり、記憶力が低下するといった症状がみられます。これらの症状も、神経伝達物質の流れが低下しているためです。
運動などにより神経細胞を増やしていく事も大切ですが、栄養素を摂ることも大切です。

学習機能に関わる神経伝達物質の代表的なものは以下のものです。
グルタミン酸も学習に深く関わる物質ですが、精神疾患(うつ病、双極性、統合失調)、強迫性障害といったトラウマ後遺症をもっている方は過剰傾向にあり神経毒として働いている可能性も高く、抑性していくほうが好ましいと考えられています。

学習機能に関わる神経伝達物質
・アセチルコリン・・・認知機能に主に関わる。Θ波を誘導し集中力を高める作用もあります。
・ドーパミン・・・感情、記憶力、運動に関わる。体内時計とリンクしているとも。
・グルタミン酸・・・記憶・学習などの脳高次機能に重要。一方、過剰になると神経毒に。
・ヒスタミン・・・覚醒、記憶力、記憶の想起と関わる。

アセチルコリン ~認知機能向上記憶定着~

アセチルコリンは主に認知機能に関わっている神経伝達物質です。アセチルコリンの生成にはコリンを摂っていくことが必要になります。
コリンが多く含まれる栄養素として脂質「レシチン」が知られています。レシチンを多く含む食材は、大豆、卵黄ですが、それでも摂取できる量は少なく不足しがちになりやすい栄養素ともいえます。
食事としてレシチンを摂りたい場合は、納豆に卵黄をのせて食べる食べ方。納豆菌と食物繊維のシンバイオティクス効果で一石二鳥です。

おすすめサプリメント

レシチンを摂るのは難しく、そんなときはサプリメントを利用するほうが効果的です。
吸収性を高めるVB12とビタミンB群が配合された卵黄レシチンサプリメントです。

卵アレルギーがあるかたは、大豆レシチンがよいでしょう。

ドーパミン ~記憶力を高める~

ドーパミンは、「快」の感情に関わる神経伝達物質として知られていますが、記憶力にも関わっています。
感情と記憶はリンクしていますが、感情が高まるほど記憶力が高まるのもドーパミン作用によるものと考えられます。
ドーパミンは、肉魚類などタンパク質に多く含まれる必須アミノ酸フェニルアラニンあるいはチロシンを摂取することで増やしていくことができます。
野菜、果物類にはほとんど含まれません。

ドーパミン生成に関わる栄養素
タンパク質成分:フェニルアラニンorチロシン
ビタミン、ミネラル:ナイアシン(VB3),VB6,葉酸(VB9)+ビタミンC+Fe、Cu

おすすめサプリメント

フェニルアラニンを含む必須アミノ酸と、神経伝達物質生成に不可欠なビタミン類、ミネラル類がセットになったサプリメントです。特に精神疾患者は亜鉛が不足傾向ですが、亜鉛強化版です。

ヒスタミン ~記憶を蘇らせる力を高め、頭の回転力を高める~

ヒスタミンは覚醒と頭の回転力に関わる作用があり、ヒスタミンが増えると頭がクリアになる感覚が高まります。
2019年に北海道大学が脳内のヒスタミン神経系を刺激する薬物を投与すると、忘れた記憶をスムーズに思い出せるようになることを報告しており、頭の回転力、ワーキングメモリを高める効果があるものと考えられています。
ただし、食品からヒスタミンを摂るとアレルギー中毒となるので、その前躯体の必須アミノ酸ヒスチジンを摂る必要があります。
食品からは青魚に多く含まれ、特にカツオに多く含まれています。

おすすめサプリ

ヒスチジンとVB6のみのシンプルなサプリメントです。他の製品には合成甘味料アスパルテームが含まれているものがあるので気になる方はこちらがお勧めです。

ホスフォチジルセリン(PS) ~ストレスの強いときに集中力を高めてくれる~

ホスファチジルセリン(PS)はアミノ酸のセリンとCDP(シチジン二リン酸)によって活性化されたホスファチジン酸が縮合することによって生合成される物質です。ホスファチジルセリンは脳細胞膜に多く存在することから、脳機能に関連すると示唆され、過去様々な研究や臨床試験が行われてきました。
その結果、ホスファチジルセリンはストレスによる認知能力・集中力の低下を防いでくれる機能が明らかとなっています。
ストレスが原因で集中できない、頭が回転しないときに効果の実感が得られやすいようです。(ストレスがないときはあまり効果がないようです。)
考え事をして勉強や瞑想に集中できないといったときに利用してみるといいでしょう。

おすすめサプリ

100%大豆由来の遺伝子組換えなしのホスファチジルセリンを使用し更にビタミンB1、B6、B12を配合

イチョウ葉エキス ~脳血流を改善し頭をクリアに~

イチョウ葉エキスは、乾燥したイチョウの葉から抽出される成分です。 
イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイド配糖体、テルペンラクトンには、加齢によって低下する脳の血流を改善し、 認知機能の一部である記憶力(言葉・物のイメージ・位置情報を思い出す力)を維持する機能があることが報告されています。
脳血流を改善することで頭がすっきりし、集中力が増したという声が多いようです。
また、耳鳴りの症状改善にも使われています。

おすすめ商品

値段は安いのに効果が実感できたというレビュー多数のサプリメント。

アホエンオイル ~脳内アセチルコリン分解を抑制する~

60~80℃のオリーブオイルでにんにくから抽出したアホエンオイルは、アセチルコリンを分解してしまうアセチルコリンエステラーゼの働きを抑制するので、脳機能を活性化させ、認知症予防や記憶力向上の効果が期待されています。
アセチルコリンを生成する卵、大豆製品を食べるときに、アホエンオイルをかけて摂るとアセチルコリンを効率的に増やすことができます。

おすすめ商品

「ためしてガッテン」で紹介されたオリーブオイルに抽出されたアホエンオイル。
納豆たまごかけごはんと一緒に摂るとアセチルコリンのパワーを引き出せます。

MCTオイル ~ケトン体誘発で脳を活性化~

ココナッツオイルから抽出された100%中鎖脂肪酸成分のMCTオイルは、中性脂肪を分解するためダイエット商品として多方面で利用されつつある人気のオイルです。
さらに中性脂肪が分解されて生成される「ケトン体」は脳を活性化させる作用もあります。
MCTオイルを利用したダイエット飲料として、「シリコンバレー式完全無欠バターコーヒー」がブームになりましたが、朝飲むと頭が冴え渡るという声も多いようです。
これも、覚醒作用のあるカフェインに加え、MCTによって中性脂肪が分解された「ケトン体」によるものとも考えられています。

おすすめ商品

2019年モンドセレクション賞受賞の評価の高いMCTオイルです。
ダイエット、脳活性化、バターコーヒー用として食事のときに活用してみてはいかがでしょうか?

シリコン式バターコーヒーは、MCTオイルとグラスフェッドバター(またはギーオイル)を利用しますが、手間を省きたい方は、一緒に配合された商品を利用してみてはいかがでしょうか?

腸活 ~腸内フローラの働きを高めると脳の働きも向上~

脳の働きは腸の働きとも相関関係があるため、腸内フローラを高めることも大切です。
ビフィズス菌、乳酸菌を増やしていくことも忘れないようにしましょう。

トラウマケアのための能力UP ~BDNF,頭の回転力、瞑想力、肌質向上に役立つ栄養素・サプリメント~へ

ブレインアシスト
「Natural Selfcare Program」
Topへ戻る

新感覚・劇的に脳が蘇る
トラウマ・ストレスヒーリング!

脳をヒーリングして「こころ」と「からだ」
のトラウマをケア

 

タイトルとURLをコピーしました