ビタミン類③ビタミンC

栄養基礎

ビタミンCとは

ビタミンCはアスコルピン酸とも、呼ばれるビタミンの一つです。
ミネラルの吸収を助け、身体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンをつくるのに不可欠で、血液、血管、皮膚、粘膜などを丈夫を保ち、肌の「ハリ」「つや」を保つなどの美容に関係深い成分でもあります。
人体の中では作ることが出来ないため、外部から摂取しなければなりません。
水溶性であることに加え、熱や中性、アルカリにも弱い栄養素です。

ビタミンCを多く含む食品


●野菜類:赤ピーマン、黄ピーマン、菜の花、ブロッコリー、かぼちゃ
●果実類:アセロラ、柿、ネーブルオレンジ、グレープフルーツ
●芋類:さつまいも 他

ビタミンCの働き

皮膚、粘膜の健康維持 ~美容効果~

細胞と細胞の結合を強めるコラーゲンを作り、皮膚、血管を丈夫に保ちます。
また、シミのもとであるメラニン色素の生成を防ぐ働きがあるため美容維持には欠かせません。

動脈硬化、心筋梗塞予防

強い抗酸化力をもち、過酸化脂質の生成を抑制して動脈硬化、心筋梗塞などを予防します。

ウィルス抑性

体内に侵入したウィルスを攻撃する白血球を助け、自らも闘いガンを予防するともいわれています。

ストレス耐性

ストレスにさらされるとそれに対抗するためにアドレナリンを分泌して血圧をあげて防衛体勢に入ります。
アドレナリンの生成にはビタミンCが消費されますが、ビタミンCが不足するとストレスに弱くなり心身の不調を起こす原因にもなります。

鉄分の吸収を助ける

ビタミンCは体内での吸収率が低い非ヘム鉄の吸収を助けてくれます。
非ヘム鉄を摂るときは、ビタミンCを多く含む野菜や動物性タンパク質と一緒に調理しましょう。

ビタミンCの過剰、不足で引き起す症状

ビタミンCが欠乏すると、ウィルス耐性が弱くなって風邪をひきやすくなったり、ストレスに弱くなったりします。
また、コラーゲンがつくれなくなり細胞間の結合がゆるむことで起る壊血病(かいけつびょう)を引き起し、血管、関節が弱くなり出血しやすくなります。
喫煙することでビタミンCの血中濃度が著しく低下しますので、タバコを控えたほうが良いと思います。
一方、過剰に摂取しても余分なものは尿で排泄されるため有害な過剰症にはならないとされています。

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