ビタミン類⑥ビタミンK

栄養基礎

ビタミンKとは

ビタミンKは別名「フィロキシン」といい、脂溶性ビタミンの一つです。
緑黄色野菜などから摂れるビタミンK1と微生物によって合成されるビタミンK2があります。
K2は人間の体内の腸内細菌によって合成されています。
カルシウムを骨に定着させたり血液を凝固させることに関わっています。

ビタミンKに多く含まれる食品

主に野菜に多く、魚介類でも含んでいるものは一部のみです。

【ビタミンK(フィロキノン) を多く含む食品】
●納豆類: 糸引き納豆、挽きわり納豆
●野菜類: あしたば、つるむらさき、おかひじき、春菊、パセリ、しそ葉、モロヘイヤ、大根、ほうれん草、からしな、よもぎ
●海草類: 岩のり、干しひじき、乾燥わかめ 他

ビタミンKの働き

血液凝固

ビタミンKは出血したとき、凝固作用のために働く因子の一つであり、また凝固するのを抑制する裏表の働きをもっています。

骨を丈夫にする

骨からカルシウムが排出されるのを防ぎ、骨の再石灰化に関与し骨粗鬆症予防に有効とされています。

ビタミンKの過剰、不足で引き起す症状

ビタミンKは腸内で合成され、緑黄色野菜や海草などから摂取できるため、通常の食生活を送っていれば心配ありません。過剰症は報告されていませんが、血栓症の人や血液凝固剤を服用している人は、ビタミンKの摂取量が制限されています。

骨の原料となるカルシウムを腸から骨へと運ぶのがビタミンDであるのに対し、そのカルシウムを骨に定着させるのが、ビタミンKになります。骨を強くしたい場合は、カルシウムビタミンDKも同時に摂る事が大切になってきます。

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