ミネラル⑦銅(Cu)

栄養基礎
Copper rich foods illustration on the white background. Vector illustration

銅(Cu)とは

銅(Cu)はヘモグロビンと結びつく鉄の輸送や吸収に関わるミネラルであるため、貧血とも関わりがあるミネラルです。
その他、コレステロールや糖の代謝、骨の強度維持などにも関わっています。
必要量も少なく、広く食品に含まれているため極端な食事制限をしない限り不足になることはありません。

銅(Cu)を多く含む食品

広く食品に含まれますが、とくにかき、するめなどの魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココアなどに多く含まれています。

【銅(Cu)を多く含む食品】
●魚介類:イイダコ、シャコ、桜えび、カキ、ホタルイカ燻製
●肉類:牛レバー、豚レバー
●豆製品:そら豆、カシューナッツ、大豆、アーモンド、納豆 他

銅(Cu)の働き

鉄の働きを助ける

銅(Cu)は体内に100~150mgほど存在しており、鉄の吸収・運搬、ヘモグロビンとなるまでの生成を助ける働きをもちます。
そのため、鉄が十分であったとしても銅がなければ正常につくられないため貧血を招くことになります。

酵素成分に使われる

多くの酵素成分となって、骨や血管壁を強化するコラーゲンやエラスチン、メラニン色素生成に働いたり、活性酸素を除去します。

心筋梗塞予防 ~活性酸素生成抑性~

活性酸素を除去し、脂肪と活性酸素が結びついてできる過酸化脂質の生成を抑える機能を持っています。
その結果、心筋梗塞などを予防します。

銅(Cu)の過剰、不足で引き起す症状

銅はストレスの影響を受けやすく、ストレスによって排出される量が多くなるので日頃から摂取を心がける必要があります。
銅が不足すると、ヘモグロビンの合成が不十分となり貧血を起こします。
また、毛髪異常、白血球の減少、骨の異常、子どもの発育障害を起こすこともあります。
過剰症は起こりにくいとされていますが、銅鍋などの調理器具から銅が溶け出すと過剰摂取になることがありますが、腎臓や発汗などで排泄されます。

銅が不足することは少ないので銅サプリはみかけませんが、亜鉛を多く摂取すると銅の吸収が阻害され「銅欠乏性貧血」を引き起すため、亜鉛サプリを利用する場合は銅が含まれているかもみたほうがいいでしょう。

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